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文字の種類 |
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ラテン文字には、大きく分けて母音と子音があり、更に有声音・無声音等でもうちょっと細かく分類できます。キリル文字も、母音・子音、有声音・無声音等で分類でき、更にロシア語の音体系による分類があります。ここでは、それらをざっと示します。とりあえずこういうのがあるということを頭の隅に入れておくと、いろいろなことが分かりやすいかも知れません。何課か進んだ後でこのページを見返してみるのも良いかもしれません。 |
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母音・子音、硬音・軟音による分類
母 音 |
硬母音 | 「А(ア)」、「Э(エ)」、「Ы(ウィ)」、「О(オ)」、「У(ウ)」 |
軟母音 | 「Я(ヤ)」「Е(イェ)」「И(イ)」「Ё(ヨ)」「Ю(ユ)」 | |
子 音 |
硬子音 | 「Р(r)」、「Л(l)」、「Н(n)」、「М(m)」、「В(v)」、「Ф(f)」、「Б(b)」、「П(p)」、「Г(g)」、「К(k)」、「Д(d)」、「Т(t)」、「З(z)」、「С(s)」、「Ж(zh)」、「Ш(sh)」、「Ц(ts)」、「Х(kh)」 |
軟子音 | 「Й(y)」、「Ч(ch)」、「Щ(shch)」 | |
記号 | 「Ъ(硬音記号)」、「Ь(軟音記号)」 | |
※軟音とは、イの音を含ませてやわらかく発音する音のこと(日本語のヤ行の音と少し似ている)、硬音とは、特にそのようなことのない普通(?)の音のこと。 |
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硬母音と軟母音の対応
発音の対応 | 硬母音 | 「А(ア)」 | 「Э(エ)」 | 「Ы(ウィ)」 | 「О(オ)」 | 「У(ウ)」 |
軟母音 | 「Я(ヤ)」 | 「Е(イェ)」 | 「И(イ)」 | 「Ё(ヨ)」 | 「Ю(ユ)」 |
文法的対応 | 硬母音 | 「А(ア)」 | 「Ы(ウィ)」 | 「О(オ)」 | 「У(ウ)」 |
軟母音 | 「Я(ヤ)」 | 「И(イ)」 | 「Е(イェ)」、「Ё(ヨ)」 | 「Ю(ユ)」 | |
※「О(オ)」が「Е(イェ)」と「Ё(ヨ)」に対応していることに注意。これこそが「イェ」と「ヨ」が同じ文字(「Ё」の上の点は普通は省略される)となっている理由と言える。「Э(エ)」は文法的なことがらにはかかわらない。 |
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子音の有声・無声、清音・濁音による対応
無声子音 | (kh) Х |
(ts) Ц |
(ch) Ч |
(shch) Щ |
(sh) Ш |
(s) С |
(t) Т |
(k) К |
(p) П |
(f) Ф |
- | - | - | - | - |
有声子音 | - | - | - | - | Ж (zh) |
З (z) |
Д (d) |
Г (g) |
Б (b) |
В (v) |
М (m) |
Н (n) |
Л (l) |
Р (r) |
Й (y) |
清・濁 | 清音 | 上:清、下:濁 | 清音 | ||||||||||||
※有声子音・無声子音というのは、英語におけるそれと同じ。清音・濁音というのは日本語の概念だが、ロシア語においても、「有声音化」等で微妙に重要。 |
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硬子音・軟子音の関係
普通の硬子音 | 以下に挙げる6つ以外のすべての子音。 (後ろが「何もつかない」「硬母音」「硬音記号」のいずれかなら硬子音のままで、後ろに「軟母音」「軟音記号」のいずれかがつけば軟子音になる) |
常に硬子音 | 「Ж(zh)」、「Ш(sh)」、「Ц(ts)」 (これらは、後ろに軟母音や軟音記号がついても硬子音のままである) |
常に軟子音 | 「Ч(ch)」、「Щ(shch)」、「Й(y)」 (これらは、後ろに軟母音や軟音記号がつかなくても軟子音である) |
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硬音記号・軟音記号
Ъ(硬音記号) | 前の子音と後ろの子母音とを分離する。 |
Ь(軟音記号) | 前の子音を軟音化する。 |
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* т * а * т * у * т * а * т * у * т * а * т * у *
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